先日『Ghost of Tsushima』
(ゴースト・オブ・ツシマ)という
PS4のゲームを購入しました。
対馬を舞台にした
元寇の戦いを描いた作品なのですが、
美しい風景と血しぶき舞う
熾烈な戦いが体験できる素晴らしい作品です。
この作品では黄金色の銀杏並木や
夕焼けに染まるすすき平原など
雄大な自然の景色と共に
野生動物や虫の声、鳥のさえずりなど
音響にもこだわった
美しい世界が繊細に描かれています。
しかし舞台は戦場です。
蒙古襲来とも題される
その戦いは凄惨を極め
ゲーム内でもその恐ろしさは
しっかりと表現されています。
襲撃された村は
そこら中に血溜まりがあり
亡骸が無残に横たわっています。
小川のせせらぎに耳を傾けながら
静かな山道を散策していても、
ふと脇道に目をやると
襲われた農民や戦い破れた侍の
変わり果てた姿がそこにあるのです。
ゴーストオブツシマでは
人の残忍さと自然の美しさが
強烈なコントラストを生み出し、
争いの愚かさや命の儚さを感じさせてくれます。
そして現代。
戦いは終わっていません。
今なお、我が家には
屈強なモンゴル兵が襲撃してきます。
兵を率いる現皇帝の名はモウコ=ハン。
モウコ=ハンは
元王朝初代皇帝フビライ=ハンの
末裔と噂されており
屈強な兵を多数従えています。
現在我が家を襲撃している兵は
なんと生後1年と3ヶ月(2020年7月現在)でありながら
恐るべき戦闘能力を秘めています。
1274年『蒙古襲来』
そして時は流れ
2020年『蒙古斑襲来』
後世にこの戦いを伝え
少しでも蒙古斑兵の
残虐な攻撃によって
尊い命が奪われないように
攻撃パターンをいくつか記しておこうと思います。
・鎖骨掌握
その小さい体からは想像できない怪力で鷲掴みにした鎖骨をそのまま粉砕します。
長く苦しめるために一思いに粉砕せず、あえて骨をコリコリして弄んでくる場合あり。
・耳穴遊戯
細い指を活かして無慈悲に耳の穴に指を差し込み、そのまま頭蓋を貫通させます。
技を防ごうとしても類似技の鼻穴探訪で鼻の穴を狙ってくる場合あり。
・歓喜甘噛
遊んでいて興奮してくると急に噛み付いてきます。
噛むと見せかけて舐めるだけの場合もあり、それはそれで不安になります。
・洗衣天駆
畳んだ衣服を問答無用で投げ飛ばす鬼畜技。
この技によって片方の靴下が消息不明になる事もしばしば。
・真天橋立
抱っこ中に急激なのけぞりを行う強襲技。
不機嫌な時に発動する事が多く、玩具・菓子売り場にて散見される。
・不眠行脚
残体力が未消化の場合に発動。
追えば追うほど元気になっていくので静かに待つしかない。
・偽眠捕縛
眠ったと思い寝床から離れようとした際に発動するトラップ系の技。
完全に眠ったか見極めが困難で、移動時も隠密技術が必要となります。
・雲光爛漫
最強奥義。肉体、精神共に大きな苦痛を強いられます。
入浴直後に発動した場合は即死効果あり。
蒙古斑兵は日々成長しており、
今後も我々の想像を
はるかに超えるような攻撃を
仕掛けてくるだろうと予想されます。
しかし負けてはいけません。
これは蒙古斑兵との戦いではなく、
自分自身との戦いなのです。
耐えましょう。
辛くても耐えましょう。
そして蒙古斑兵が
眠りについたその時、
物音を立てず寝床を離れ
気配を消し、闇に身を潜めながら
静かにPS4を起動し
ゴーストオブツシマを堪能しましょう。
コメント