親愛なるむらこし君へ
無事車のエンジンがかかるようになって
ホッとしました。
スペ太郎(愛車名)は私達にとって
初めての車ですもんね。
大事にしていかねば・・・
ということで
「車のエンジンがかからない事件」の
ユリユリサイドストーリーです。
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「車のキーの電池交換をしてみてほしい」
むらこし君にそう頼まれた私はたろうを抱き
徒歩20分かけてMr.MAXにボタン電池を
買いに来たのだが・・・
ボタン電池種類めっちゃあるやん
むらこし君がLINEで送ってきた電池交換の
動画の見ながら電池の種類を確認するわし。

えーと…CR2032…これか。ついでにむらこし君が欲していた絆創膏と大豆も買って帰って好感度をあげよう
無事電池をGETし、えっちらおっちらと
帰宅。
家に着くとお昼を過ぎていたので
たろうにお昼ごはんを食べさせて
動画を見ながら電池を交換し、
再度たろうを連れて車のエンジンが
かかるかチェックしに行く。

これエンジンってどうやってかけるの?

ブレーキを踏んだままスタートボタンをプッシュ!

シフトレバーがPになってるのを確認して、ブレーキ(3つあるペダルの真ん中)をしっかり踏みながらハンドルの右の辺りにあるスタートボタンを一秒くらい押し込む→エンジン止めるときは同じくブレーキ踏みながらボタンを一秒くらい押したら止まる!
スッ(LINEを閉じる音)
私はシフトレバーという単語が出た時点で
読むのをやめた。
脳細胞が破壊される音がしたからだ。

キャハァッ!!キャキャキャ!!
運転席に座った時点でたろうのテンションは
アゲアゲMAXだった。
どちらにしろたろう付きでエンジンチェックを
するのは難易度が高かったので
早々に諦め、むらこし君に連絡を入れる。

電池替えたけどそもそも車の鍵が閉まらないからバッテリーの問題だと思う

了解!
ヒヤァー!!!もっと労ってほしいのォーーーーー!!
そう思ったが大人なレディの私はその言葉を
グッと飲み込んだ。
ーー5時間後ーー
夕食を食べているとロードサービスから
対応完了の電話がかかってきた。
「今から1時間くらい車を走らせないといけないみたい」
どうする?と聞かれたけどたろうを
お風呂に入れる時間になっちゃうな~と思い
そういえば完全に1人でたろうをお風呂に
入れたことがないことに気付く。
「たろうをお風呂に入れておくよ」

…大丈夫?

任せろ
むらこし君が外出するのと同時にたろうの
お着替えセットと自分の着替えを浴室に用意し
いざ入浴開始!
「さぁ、たろう!今日はお母ちゃんとお風呂ですよ~嬉しいね!」
「・・・・」
コイツ…!私との風呂をめちゃくちゃ警戒しとる…!!
ここで普段のむらこし君とたろうの
お風呂中の音声を聞いてみましょう。
超絶楽しげ!!!
そうか、たろうはこのプロペラのおもちゃが
好きなのね!
と早速同じようにプロペラを回してたろうにアピール。
「たろうたろう~ほらフーー!(指を入れて)アイタタタ!」
全く響かず!!!
その顎の皺やめて。
仕方なく速やかに洗って出よう…と
たろうの体を洗い、バスタブの外で
つかまり立ちさせ自分の体を洗う…が
たろうのことが気になって洗髪することも
ままならず適当にチャチャッと洗うこと
しか出来ず。
出たら出たでたろうの体を拭き、
自分の体もササッと拭き
全裸状態でたろうの保湿と着替えをさせ…
なんとなく大変そうなイメージだったけど
ワンオペ風呂、超大変!!
いつもと勝手が違うのでたろうも
ちょっと戸惑い気味。
あ…ミルク作っておくの忘れた・・・
しかし今回のたろうの態度を見て確信しました。
母親じゃないとダメなのではなく
信頼関係が出来てないとダメなのである。
「あなた…いつもの人じゃないですね。本当に大丈夫なんですか?」

母親に対してこの厳しい顔!
ずっとお風呂に入れてくれたむらこし君に
感謝しつつ、母親の座にあぐらをかいていては
いけないなと反省しました。
ありがとう…むらこし君…
まあ、そんなことを私が考えている間
あなたは将生に夢中だった訳ですが。
おしまい。
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