タイトル:尻ドッスン
なんでも尻で踏み潰す妻
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というわけで前回のブログ見ました。
口が臭かったという疑惑について
一つ言えることは
朝はみんな臭いと思います。
菅○将暉だって橋○環奈だって
きっと朝は口臭いですよ。
にんげんだもの(みつを)
いくら夫婦とはいえ臭かった時
はっきりとは言いづらいですよね。
「たろうのうんち食べちゃった?」とか
遠回しに尋ねることができればいいのですが
結果、口が臭くてもがまんしてしまう僕です。
以前、スウェーデンの心理学者が
「男性の好みの女性は母親に似ている」
というデータを発表してます。
という事はたろうはあなたに似た女性を好きになる可能性が高めということになりますね。
そこで僕が少し心配なのは、
あなたの顔に近い女性を好きになるだけでなく
あなたの口臭に近い臭いにもときめく体質になってしまうのではないか、ということです。
この先たろうがすくすくと成長し、
14歳になったとします。
たろうは手芸部のアユミちゃんに
淡い恋心をもっています。
しかし奥手なたろうは
自分からアプローチをすることができません。
そんなたろうに体育祭という
ビッグチャンスが訪れます。
メインとなっていたクラス対抗リレーで
アンカーを任されたのです。
当日、たろうへバトンが渡った時
6組中最下位でした。
しかし、たろうは4月8日生まれなので
同世代の中では体の発育が早く、
トラック競技ではかなりの好成績を残していました。
瞬足を履いていた事も功を奏し
前を走る子をあっという間に抜き去り、
見事1位でゴール。
ゴールテープを切ったたろうを祝福するためクラスメイト達が駆け寄ってきます。
もみくちゃにされながらたろうは
アユミちゃんの姿を探しましたが
その姿を視界に捉える事はできませんでした。
その後フィナーレのフォークダンスが始まりました。
アユミちゃんと手を繋ぐチャンスです。
ドキドキしながら初めて触れる
アユミちゃんの手。
それは想像以上に小さくて柔らかく、
力を入れて握ってしまうと
壊れてしまいそうな程繊細な手でした。
みんなに聞こえてるんじゃないかと思うくらいに高鳴る心臓の音。
たろうは赤面している事がばれないように
アユミちゃんとは逆の方に顔を向けて踊ります。
ぎこちなく続けるステップとは裏腹に
ふわふわとした高揚感で
まるで宙に浮いているような気持ちでした。
(ああ、このまま時間が止まればいいのに。)
しかし、たろうの願いも虚しく
ダンスの曲が終わりに近づきます。
できるだけ長くアユミちゃんと
手をつないでいたかったですが
アユミちゃんが嫌がってるかも
という不安もあり
たろうは周りの人達が手を離すタイミングに合わせて手を離しました。
その時です。
アユミちゃんが顔を近づけて
耳元でささやきました。
「リレー。かっこよかったよ」
たろうは一瞬意味がわからず
呆然としました。
アユミちゃんは顔を真赤にして
上目遣いでこっちを見ています。
空耳なんかじゃありません。
確かにアユミちゃんは
自分に向けてかっこいいと言ったのです。
耳に残るアユミちゃんの可愛い声。
しかし、次の瞬間たろうは
アユミちゃんを突き飛ばしました。
「きゃっ」
小さく悲鳴を上げて
尻もちをつくアユミちゃん。
「たろうくん。。どうして?」
「君は・・・アユミちゃんじゃない!
君は・・・男子だ!!」
アユミちゃんは意味がわかりません。
「た、たろうくんどういう事?
わたしは女子だよ!」
「違う!君の口からは
父さんと同じ爽やかミントの香りがした!
女子は違う臭いだ!
もっとこう、ケミカル臭の強い・・・」
不穏な空気を察した
教頭先生(歯周病レベル999)が
駆け寄ってきました。
「どうしたのかね!(モアァァ〜)」
目にしみるような教頭先生の口臭。
トゥクン。高鳴るたろうの胸。
「母さんと・・・同じ・臭い・・」
「オエェェッ」
思わず嘔吐するアユミちゃん。
「たろうくん!
女の子に暴力はいかんよ!(モアァァ~)」
「教頭・・センセ・・(トゥクン)」
「オエェェー、はあはあ、
たろうくん!だめ!行かないで!」
「な、なんだねたろうくん!
や、やめたまえ!!
近い!顔が近いぞ!
うわああ(モアァァ~)」
「セン・・セ・・・」
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なんか、あなたの口が
めちゃ臭いみたいになったけど
本当にそうなったら困るので
歯磨きがんばろうね☆
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